事業承継でお悩みの方へ、税制優遇等の支援制度について
- 2020年09月15日
- 補助金・助成金
- 最終更新日:2023年04月27日
近年、中小企業の経営者の高齢化が進むなかで、会社の経営を後継者に引き継ぐ「事業承継」は重要な課題になっています。
しかし日々の経営に忙殺されるなかで、「事業承継対策は面倒だから…」と先送りしてしまう経営者も少なくありません。そのまま放置して事業承継対策を行わないと、事業の継続が困難になってしまうことも考えられます。
円滑で有利な事業承継を行うには、早めの準備が大切です。
「事業承継税制」で、相続税・贈与税の猶予・免除を
後継者が中小企業の株式を相続・贈与で引き継ぐと、多くのケースで多額の税金が発生します。税金負担が、事業継続に深刻な影響を与えることも考えられます。
これに対する制度として、「事業承継税制」があります。これは、本来払うべき相続税や贈与税の納税を「猶予」する制度です。猶予された税金は一定の条件を満たすことで、将来的に「免除」されます。
事業承継税制を利用するには、認定経営革新等支援機関等の指導・助言を受けて、「特例承継計画(事業承継計画)」を作成しなくてはなりません。そのため、早め早めの準備が必要になります。
事業承継・引継ぎセンターで事業譲渡
全国47都道府県に設置する公的相談窓口として、中小企業の事業承継に関するあらゆる相談に対応します。具体的には、後継者不在の中小企業・小規模事業者と事業等の譲受を希望する事業者とのマッチング支援や、プッシュ型の事業承継診断・事業承継計画の策定支援等を実施します。
事業承継を支援する補助金
事業承継を支援するために、下記の補助金があります。この他にも、事業承継が加点事項になっている補助金もありますので、ぜひ活用してください。
事業承継・引継ぎ補助金
事業承継・M&A後の新たな取組(設備投資、販路開拓等)、M&A時の専門家活用(仲介・フィナンシャルアドバイザー、デューデリジェンス等)の取組、事業承継・引継ぎに関連する廃業費用等を支援します。
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