よくわかるIT導入補助金の「ITツール」

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IT導入補助金は、事業者の方が自社の課題やニーズに合った「ITツール」を導入する際の経費の一部を補助する補助金です。しかし、この「ITツール」の具体的なイメージがつかない方も多いかと思います。ここでは、「ITツール」の概要についてご説明します。

IT導入補助金の「ITツール」とは

IT導入補助金補助の対象となる「ITツール」とは、業務効率化のために、新たに導入される「ソフトウェア製品」や「クラウドサービス」などのことを指します。また、導入にあたっての「サポート費用」や「設定費用」も含まれます。

さらに、IT導入支援事業者（ITベンダー）によって事前にIT導入補助金事務局の審査を受けて登録されたものであることが必要です。

ITツールでは、たとえばどんなことができるの?

RPAツールを活用することで、ルーチンワークを自動化できます。

「RPA（ロボットによる業務自動化）ツール」を導入し、業務の処理手順をあらかじめ登録することで、いままで人が行ってきた定型作業を自動化することができます。
現在、金融、商社、サービス、流通、小売、インフラ、製造、不動産など、様々な分野でRPAツールによる業務自動化、労働環境の改善が進められています。

RPAツール活用イメージ

グループウェアを導入して社内の情報共有を円滑にできます。

グループウェアは、社内の情報共有やコミュニケーションを円滑化するツールです。
電子メール機能、スケジュール管理機能、ワークフロー機能、会議室予約機能、ファイル共有機能などの機能が統合されています。

グループウェアイメージ

顧客管理システムにより顧客満足の向上、売上増を図ります。

CRM（顧客管理）ツール、SFA（営業支援）ツールを使えば、顧客情報や営業活動を「見える化」し、人脈や営業ノウハウなどを社内で蓄積・共有することができます。これにより、顧客満足度の向上や売上増につなげることができます。

顧客満足の向上、売上増イメージ

テレワーク環境の整備により在宅勤務や働き方改革をすすめます。

WEB会議システムや、遠隔からパソコンを安全に利用できるシステムを導入することで、外出先や自宅でも仕事のできるテレワーク環境を整備することができます。
新型コロナウイルスなどによる在宅勤務や、柔軟な働き方に対応した労働環境づくりを進めることができます。

テレワークイメージ

ITツール導入の前に、「みらデジ」で経営課題を把握しよう

ITツールの導入にあたっては、経営課題の把握が欠かせません。デジタル化支援ポータルサイト「みらデジ」では、デジタル化に向けた経営課題のチェック、専門家によるリモート無料相談、デジタル化支援の情報提供の3つのステップで事業者のデジタル化を支援しています。IT導入補助金2023では、「みらデジ経営チェック」を実施することがIT導入補助金の申請要件となっておりますので、ITツール導入検討の前に、ぜひご利用ください。

担当者に聞くデジタル化総合相談窓口『みらデジ』」

デジタル化支援ポータル「みらデジ」

IT導入補助金の申請・ITツールの導入まで

1.相談

お近くのよろず相談拠点・商工会・商工会議所、「みらデジ」の専門家等に、経営課題を解決するためのITツールについてご相談ください。
2.IT導入補助金の申請

導入したいITツールやIT導入支援事業者（ITベンダー）を選びます。IT導入支援事業者の支援のもと、必要な書類をつくりIT導入補助金事務局へ補助金の申請をします。
3.ITツールの導入・
補助金の交付

審査を経て、採択の後、ITツールを導入・活用します。その後にIT導入補助金事務局へ導入費用の支払い証憑等を提出頂き、補助金が交付されます。